8．メイク

a.ファンデーションの種類

ファンデーションは、パウダータイプが比較的添加物が少なく、肌にはやさしいといえます。
分離しやすいクリームファンデーションは、界面活性剤で安定させるため、肌への刺激になります。リキットやゲル状ファンデーションは、液状であるため防腐剤が必要になります。
その点、パウダーファンデーションは、界面活性剤を含みませんし、水分を含まないので防腐剤もほとんど必要ありません。
また、練り状のファンデーションも界面活性剤や防腐剤がほとんど必要なく、刺激が少ないタイプです。顔料に油分だけを少し加えているので、パウダータイプよりしっとりと仕上がり、カバー力を出したい方にはおすすめです。ただし、油分が多いため、ニキビができやすい方は要注意です。

b. スキンケアとメイク

朝、メイクした時は粉浮きしてしまうのに、夕方は皮脂でお化粧くずれされる方が多いです。朝のスキンケアとメイクをしてから、時間がたつにつれ、肌の水分は蒸発していきますが、油分は逆に皮脂分泌に伴って増えていくためです。
朝は、メイク前のスキンケアで保湿成分を多めに、油分を少なめに仕上げたほうが、時間が経ってもきれいに見えます。